Cortex-A9高性能開発キットTiny4412の開発手順連載(6)

Tiny4412等開発ボード関連のフォラーム

Cortex-A9高性能開発キットTiny4412の開発手順連載(6)

投稿記事by dwtechadm » 火 8 13, 2013 2:27 pm

ARM/Cortex-A9・4コア Tiny4412開発キット詳細URL

第三章 Android使用マニュアル
Tiny4412 は Android4.2.1 をソフトウェアプラットフォームと使用し(Linux カーネルバージョン 3.5)、そして 6410 と 210プラットフォームでの Android 向き開発したの付加価値ソフトウェアを Tiny4412に移植する。

3.1 Androidの使用
3.1.1 Android下のボタン
Android 下のボタン布局
本開発ボードには4 つのユーザーボタンがある、android システム中の定義は下記の通り:
画像
(注:Android は設定変換により、ボタンを再定義できる)

3.1.2 Android汎用コマンド
3.1.2.1 Androidシステムコマンドラインに入り、root権限所得
Android システムのコマンドラインに入る。
 USB接続式でコマンドラインに入る場合、パソコンで Android SDKをインストール/実行、完成後、 adb shell を入力 Android システムコマンドラインに入る。コマンドラインではroot 権限があり、全てのコマンドを実行出来る。
 シリアルターミナルで Andorid コマンドラインに入る場合、 Android SDKをインストール必要はないが、デフォルト状態では root 権限がない。suコマンドを入力し、 root 権限取得する。

3.1.2.2 systemパーティション読み取り/書き込み可能
Android システムはデフォルト設定では、system パーティションは是読取専用 mount 、従ってデータの書き込みはできない、ボードで下記のコマンドを入力により、mount system パーティションを実行し、書き込みを実現する:
# mount -o remount /dev/block/mmcblk0p2 /system
本コマンドはリセット後、無効となる。読み取り専用に戻る。
system パーティションを常に書き込み可能にしようとすると、 Androidリソースコードのファイルを編集する:
device/friendly-arm/tiny4412/fstab.tiny4412
ファイルの内容:
/dev/block/mmcblk0p2 /system ext4 ro wait
を下記のように変更する。
/dev/block/mmcblk0p2 /system ext4 rw wait


3.1.2.3 PCからファイルを開発ボードにアップロード
Android SDK 中のadb コマンド、ファイルをUSB で開発ボードにアップロードし、sensors.tiny4412.so を開発ボードの/system/lib/hw/ディレクトリ下にコピーし、下記のコマンドを実行する:
adb push sensors.tiny4412.so /system/lib/hw/
注:ファイルを system ディレクトリにアップロードするには、前節の system パーティションを読み取り/書き込みに設定する必要がある。

3.1.3 重力センシングモジュールで画面自動回転
Tiny4412SDK には重力センシングモジュールがあり、デフォルトで重力センシングで画面を自動回転出来る。Android の設定->Display->Auto-rotate screenで禁止出来る。
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3.1.4 SDカードアクセス
SDカードのディレクトリは: /storage/sd_external/;
ES Filebrower をインストール、ディレクトリをオーペン。

3.1.5 mp3再生
Android システムは自動的にSD カード中の mp3 ファイルを検索し、下記のは mp3 の再生画面である。
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3.1.6 ボリューム調整
Setting -> Sound でボリュームを調整出来る:
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3.1.7 録音機能
Android で DroidRecord 録音ソフトウェアが統合された。録音と再生に使用出来る。プログラムアイコンは下記の通り(右は起動画面):
画像 画像

録音プロセスは下記の通り:
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3.1.8 USB WiFi
本開発ボードは外部 USB WiFi モジュールを開始、無線 WiFi通信出来る。AndroidOSのWiFi 接続方法は下記の通り:
Settings ->Wi-Fi
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Wi-Fiをクリック、ON、周辺の無線アクセスポイントを自動検索する:
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無線アクセスポイントを選択、パスワード入力:
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アクセス成功、下記図の通り:
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3.1.9 テレビにHDMI高精細画像をエクスポート
HDMI ケーブルで本開発ボード値テレビを接続、開発ボードの画面/音声をテレビに同期出力する。

3.1.10 HDビデオの再生
再生するビデオをSD カードにコピーする(注:ビデオフォーマット: mp4 、オーディオ圧縮フォーマット aac 、テストビデオはCDの Test Video ディレクトリ下)、 Gallery アプリをオーペン:
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Gallery で検索ビデオを表示する、下記図の通り:
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HDMIを接続した場合、画像と音声は同期テレビへ出力する。Exynos4412 は最高 1080p HDをサポートする。


3.1.11 バックライト調整
システム設定画面で゛Display゛->゛Brightness゛:
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゛Brightness゛バックライトレベル調整できる
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Display ->゛Sleep゛、バックライトオフ時間を設定する:
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Screen timeout -> Nerver、 スクリーンは常亮とし、スリープ状態も入りない。


3.1.12 シリアルアシスタント
シリアルアシスタント機能、APPでiTest をクリック:
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Serial Port Assistant をクリック、アシスタント起動后、左側でシリアルのボーレートなどのパラメータを設定する:
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設定完成後、 Connectをクリック、シリアル接続、シリアルテストを行う。下記図の通り:
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データをシリアルへ送信する場合、 Send の左側のテキストボックスで入力、send。
Pause はメッセージを一時停止、 Clean は受信したデータをクリア。
注意事项:
1) シリアルが接続できない場合、コマンドラインでコマンド ゛fuser ファイル名゛ をデバイスをテストする。
2) 他のデバイスに消費されない、またオーペンできない場合、゛ls –l ファイル名゛で権限を検索する。コマンド゛chmod 777 ファイル名゛でデバイスファイルの権限を変更し、再検索する。
3) s3c2410_serial0 デフォルトでは COM0 デバッグシリアルと接続している。


3.1.13 LEDテスト
LEDテストは iTest -> LED Testing 、LED テスト画面に入る、下記図の通り:
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3.1.14 PWMブザーテスト
PWMテストはiTest -> PWM Testing 、PWM テスト画面に入る、下記図の通り:
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周波数を手動入力できる、Startでブザーを鳴らす、また゛+゛と゛-゛で周波数を調整できる。Stop で終了。


3.1.15 ADCテスト
ADC テスト、即ちA/D 変換結果を確認する時、 iTest -> A/D Convert 、ADC の変換結果が画面で表示する、下記図の通り:
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3.1.16 I2C-EEPROMテスト
I2C-EEPROM の読み取り/書き込みテスト、iTest -> IIC/EEPROM Testing 、EEPROM のテスト画面に入る、下記図の通り:
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左側の゛Write Data below into EEPROM゛をクリック、左侧テキストボックスの文字をEEPROM に書き込み、右侧の゛Read EEPROM Data via IIC゛をクリック、 EEPROM 中の文字を読み出し、右のテキストボックスに保存する。
また、テキストボックスの中の文字を変更できる。



続く
dwtechadm
 
記事: 60
登録日時: 月 2 25, 2013 1:35 pm

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