Mini210S 開発キットOSなしのプログラム開発手順連載(9)

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Mini210S 開発キットOSなしのプログラム開発手順連載(9)

投稿記事by dwtechadm » 金 4 19, 2013 5:14 pm

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第VII章 IRAM+0x4000 にコードをリロケーション


第三節 コードコンパイルとプログラミングの実行

SDカードをPCにアクセスして、Fedora端末で下記のコマンドを実行します:
# cd 5.link_0x4000
# make
# chmod 777 write2sd
# ./write2sd
makeを実行後、210.binファイルは生成します、./write2sd実行し、.binはsdカードセクタ1にプログラミングします。


第四節 実験現象

SDカードをMini210Sに挿入して、SDカードを起動・通電します。次の現象を確認できます:
LEDが正常に点滅します、実験現象は前の章と同じですが、実行中のプログラムには大きな違いがあります。この章ではリロケーションを習得した、次の章でコードをDRAMにリロケーションを説明します。




第VIII章 DRAMにコードをリロケーション


第一節 DRAMについて

前の章では、コードのリロケーションを学びましたが、 スペースは96KのみのIRAMに移転するのは効果が良くないです。正しいアプローチは、DRAM、大容量のメインメモリへリロケーションすることです。
S5PV210には2つの独自作動のDRAMコントローラがあります、DMC0とDMC1です。DMC0は最大512M DRAM、DMC1サポート最大1GのDRAMをサポートしています。両方もDDR/DDR2の128MB、256MB、512MB、1GB、2GB、4GBメモリデバイスのをサポートし、16/32bitビット幅をサポートします。
次の図をご参照ください:
画像
アドレスマップ

DRAM0の対応アドレスは0x2000_0000~0x3FFF_FFF 合計512M、DRAM1対応するアドレスが0x4000_000〜0x7FFF_FFFF合計1Gです。Mini210S回路図をご参照ください:
画像
Mini210S DRAMの回路図

DRAM Mini210Sの512Mは四つの128M DRAMチップで組み合わせます、(上記図は1つの場合の回路図)、チップセレクト端子を見れば、4つのDRAMチップは全部DMC0に接続されると確認できます。
画像
DRAMのピン接続図

DRAMを使用するには?Mini210Sにとっては、現在はDMC0を使用するだけで、DMC0とDDR2 DRAMチップをを初期化すれば満足できます。ここで注意して欲しいのは、ここのDRAMの初期化は実験的なもので、SuperbootでDRAMの初期化とは違います。




---続く
dwtechadm
 
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登録日時: 月 2 25, 2013 1:35 pm

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