IoTとは、あらゆるモノがインターネットにつながることですが、その際インターネットにつながるモノ、すなわち様々な製品も自ら情報を収集、解析し、ネットワックを通じて相互にやり取りできるようになります。IoTと、ビッグデータを解析する人工知能を掛け合わせることで、BtoB,BtoCそれぞれの領域で新ビジネスが立ち上がってきています。個人や中小企業レベルでも、人工知能を活用することは不可能ではありません。
IoT@人工知能の代表、ロボット（ソフトバンク）
近年のIoTへの注目の高まりとともに、人工知能という用語を見かけることが多くなっています。
IoTの観点からは何がThingsになるのか。定義にもよるが、スマホ、センサーもちろん、ウエアラブル機器、ロボット、自動車、住宅、家電、医療機器、工場設備、都市インフラ設備等、様々なものが対象となると考えてよいでしょう。そのIoTがビッグデータを生み出すことは明らかです。
一方、人工知能もIBMのワトソンをはじめとして、各方面で注目されています。
人工知能を構築する上で重要な技術の一つである「機械学習」が進化し、膨大なデータの中からパターン・規則・ルールなどをコンピューター自身で見つけ出せるようになりました。その機械学習は、取得する情報が膨大になるほど賢くなります。また、機械学習の限界を超えるディープラーニング技術の研究も始まっています。
ビックデータを生み出す「IoT」とビッグデータを解析する「人工知能」を組み合わせることで様々な応用、ビジネスへ適応ができるようになったことが、重要な意味を持っています。
富士通の「Zinraiプラットフォームサービス」は、AI活用に関連した300件を超える問い合わせやお客様との実証実験から抽出された、特にニーズが高く、実用性の高いAI機能をAPIとして提供するサービスそのものです。
学習モデル構築機能により、あらかじめ用意された学習モデルを活用することも可能です。また、ディープラーニング基盤を必要とするお客様には、本サービスに含まれる世界最速クラスのディープラーニング基盤「Zinraiディープラーニング」を提供します。
Zinraiの技術を活用した事例は学習技術、感性メディア技術、知識技術、数理技術です。また、Zinraiで利用シーンはAI@ショッピング、AI＠都市監視、AI＠スポーツ、AI@ロボットです。
